【UPS】CyberPower Backup BR CP550 JP のランタイム設定とは

先日、CyberPowerのUPS「Backup BR CP550 JP」を初めて使用してみたのですが、停電時の動作を決めるランタイム設定で「バッテリー電力の保持」と「電力供給の継続」と2つの設定項目がありマニュアルを読んでも違いが理解できなかったので実際に両方の設定を試してみました。
この記事では、 「バッテリー電力の保持」と「電力供給の継続」 の実際の動作をまとめたいと思います。

実際の挙動確認

電力供給の継続 (5分) に設定した場合

CyberPower CP550 ランタイム設定 電力供給の継続
タイムライン概要
0:00UPSに供給している電源を遮断
7:14ブザーが4回鳴った後、さらにブザーが8回鳴りPCのシャットダウン開始
9:36バッテリー電源供給遮断

バッテリー電力の保持(3分) に設定した場合

CyberPower CP550 ランタイム設定 バッテリー電力の保持

タイムライン概要
0:00UPSに供給している電源を遮断
3:00PCのシャットダウン開始
5:00バッテリー電源供給遮断

結論

上記の実際に動作確認した結果からランタイム設定は以下のように動作するのではないかと思われます。(間違っている場合、ご指摘ください)

バッテリー電力の保持

「バッテリー電力の保持」は設定時間経過後にシャットダウンを行い、シャットダウンが完了すると電源供給が止まります。

電力供給の継続

「電力供給の継続」は設定時間分のシャットダウン時間を残し運用を継続します。
バッテリーが残り設定時間分になればシャットダウンを行います。

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